同棲って、ただ一緒に住むだけじゃなくて、「信頼」がどれだけあるかで空気が全然変わる。
最初はラブラブだったのに、気づいたら会話も減って、空気重くなって、なんか居心地悪い…。
そうなる理由って、意外と「嫌いになった」わけじゃない。信頼口座がスッカラカンになってる可能性が高いんよ。
そもそも「信頼口座」って何?
信頼口座ってのは、スティーブン・R・コヴィーの『7つの習慣』とかにも出てくる言葉で、
人間関係の中で「信頼」っていうものを、銀行口座みたいに考えようぜって話。
相手への思いやりとか、約束を守るとか、そういう行動で“預け入れ”ができる。
逆に、ウソついたり、感情をぶつけたり、思いやりを欠いた行動をすると、“引き出し”が起こる。
で、この残高が多いほど、ちょっとしたミスやすれ違いがあっても、関係は揺らがない。
でも、残高がゼロに近いと、ちょっとしたことで大喧嘩になるし、最悪「もう無理」ってなる。
同棲は信頼口座の出入りが激しい
恋人同士が一緒に住むって、楽しいこともあるけど、
毎日顔を合わせることで口座の増減が激しくなる。
ストレスもたまるし、お互いの素が見える。
・洗濯物のたたみ方が雑
・夜遅くまでスマホ見てて寝るの遅い
・ゴミ捨て忘れてた
・仕事で疲れてて無言
・帰宅時間がバラバラ
こんなの、全部信頼口座に関係してくる。
ちゃんと話して「お願いね」って言えば済む話も、残高が少ない状態だと「は?なんでやってくれないの?」ってなる。
小さな“預け入れ”がめっちゃ大事
信頼口座を増やすのに、特別なことはいらない。
むしろ、何気ない小さい行動が一番効く。
・朝起きたときの「おはよう」
・帰ってきたときの「おかえり」
・洗い物してくれてたら「ありがとう」
・相手が落ち込んでたら「どうした?」
・自分が悪かったときの「ごめんね」
これだけでいい。これが毎日続けば、信頼口座はどんどん貯まっていく。
たとえば、ちょっと体調悪そうなときに「大丈夫?」って聞いてもらえるだけで、「気にかけてくれてるんだな」って思えるでしょ?
そういうのが積み重なっていくんよ。
無意識の“引き出し”が一番怖い
信頼口座って、明らかにやらかしたときよりも、日々のちょっとした無関心や雑さで引き出されることが多い。
・スマホばっか見てて話をちゃんと聞かない
・相手が疲れてるのに「俺のほうがしんどい」って返す
・「ありがとう」とか「ごめんね」を言わなくなる
・気分次第で態度がコロコロ変わる
・喧嘩したときに「もういい」とか「話にならん」って突き放す
これ、全部引き出し。しかも本人はあんまり自覚ないことが多い。
けど、相手はちゃんと感じてる。「なんか冷たくなったな」「私のことどうでもいいのかな」って。
それが蓄積すると、「一緒にいる意味ある?」ってなる。
信頼口座に一発逆転はない
たまに「大きなイベントで取り返そう」って人もいるけど、これがけっこう落とし穴。
「誕生日に高いプレゼントあげたから、普段の冷たい態度はチャラ」にはならない。
浮気でもしてるんか?くらいにしか思われない。
むしろ、普段がちゃんとしてる人のほうが、プレゼントの価値も上がる。
信頼口座って、小さな行動を毎日積み重ねる以外に増やす方法がないんよ。
だから、毎日の「ちょっとした優しさ」とか「気づかい」が超大事。
残高があれば、喧嘩しても大丈夫
もちろん、どんなカップルでも喧嘩はするし、ぶつかることもある。
でも信頼口座に残高があれば、「今回ちょっとキツかったけど、普段は優しいしな」とか「本気で悪いと思って謝ってるな」って思える。
逆に残高がゼロの状態で同じ喧嘩になると、「またかよ」「もう無理」ってなっちゃう。
これが積み重なると、同棲解消→別れって流れにもなる。
最後に:自分の信頼口座、今いくら?
「最近ちょっと空気重いな」「前より会話減ったな」って感じたら、相手のせいにする前に、自分の信頼口座の残高チェックしてみてほしい。
・相手に「ありがとう」って言えてる?
・小さい気遣い、してる?
・逆に、雑に扱ってない?
・一方的に求めてばっかじゃない?
同棲って、近すぎる関係だからこそ、言わなくても伝わるって思いがちだけど、言わなきゃ伝わらないことばっかり。
信頼口座の預け入れ、今日から意識してみよ。
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