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マッチングアプリと執着

マッチングアプリって、出会いのツールであって

幸せにしてくれるもののはずなんだけど、

気づくと“執着”の温床になってることがある。

「この人がいい」「返信が来てほしい」「付き合いたい」

──その気持ちが強くなりすぎると、めっちゃしんどくなる。

執着って、シンプルに言えば「こうなってほしい」っていう欲の塊。

その欲が叶わなかったときに苦しみが発生する。

たとえば、

  • いい感じだった人が急に既読スルー
  • マッチしたばかりなのに、もう“本命感”出してしまう
  • 会ってみたら微妙だったけど、「せっかく出会ったし」って無理に繋ごうとする

これ、全部“執着”のパターン。

特にマッチングアプリは「相手の温度感が見えづらい」から、

一方的な期待が暴走しやすい。自分やお相手を苦しめないようにぜひ読んでみてね。

今回もこちらの本を参考にしてるから気になったらぜひ。

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「この人しかいない」って思い込み

アプリで数人とマッチしても、「この人いいかも」って思える相手ってそんなにいない。

だからこそ、たまたま会話が続いたり、会ってみてちょっと好印象だったりすると、

「この人しかいない」って気持ちになっちゃいやすい。

でも、それって本当かな?

たった数回のやり取りや一度会っただけの相手に、

自分の期待とか願望を全部乗せてると、相手に違和感を感じさせるし重たい。

  • 返信が遅いだけで不安になる
  • 相手が他の人ともやりとりしてると知ってモヤモヤする
  • 一日に何回もアプリ開いて、メッセージ来てないか確認する

わかるかかるよ。でもこの状態は執着してる証拠。自分も相手も苦締めてることに気づいて。

しかも、執着って“相手のことを考えてる”ようで、

実は“自分の不安を埋めたいだけ”だったりする。

相手をコントロールしたくなったとき、

それはもう恋じゃなくて不安の塊。

それで恋ってうまくいくのかな?

執着が強くなる理由

なんでこんなに執着しやすくなるのか?

それは、マッチングアプリが“承認欲求”と“孤独感”を刺激してくるから。

まず、いいねの数やマッチ数が“自分の価値”みたいに見えてくる。

で、そこに「もっと評価されたい」「好かれたい」って気持ちが乗ってくる。

それに加えて、「早く誰かとつながりたい」って孤独感。

恋人がいない自分、ひとりで過ごす時間、それを寂しいと感じると、

ちょっとでも可能性のある人にすがりたくなってしまう。

つまり、執着の正体は「自分の内側の不安」だったりする。

相手がどうこうじゃなくて、自分が“満たされてない”状態から生まれるんだよね。

手放すことの大事さ

じゃあ、どうすれば執着しないでいられるのか?

答えはめちゃくちゃシンプル。

「気づくこと」と「手放すこと」。

まず、「あ、自分いま執着してるな」って気づくだけで全然違う

「返信が気になってスマホばっか見てる」

「この人のことばっか考えてる」

「他の人と話す気がしない」

──こういうとき、「あー、自分いま不安なんだな」って一歩引いて見る。

で、次に「手放す」。

これも無理やり忘れるとかじゃなくて、

「今は焦ってるから、ちょっと距離置こう」とか

「一旦アプリ閉じて、自分の時間を優先しよう」とか、

そういう小さな“選択”をする。

仏教の言葉で「執着は苦しみの元」ってあるけど、

ほんとにその通りで、握りしめればしめるほど苦しくなる。

だから、握りしめる代わりに、そっと手を開いてみる。

それだけで心はちょっと軽くなる。

恋愛=執着ではない

よく「人を好きになるのって執着じゃないの?」って言われるけど、

個人的には、そこには大きな違いがあると思ってる。

執着は「こうなってほしい」「自分の思い通りになってほしい」っていうコントロール欲。

でも恋愛は、もっと自然でやわらかいもの。

たとえば、「相手に幸せでいてほしい」とか、

「一緒にいて楽しいから、もっと時間を過ごしたい」とか。

それって、別に“コントロール”じゃないよね。

だから、もし「この人じゃなきゃだめ」って思って苦しくなってるときは、

それは恋愛というより、執着かもしれない。

本当に相手を大事に思ってたら、

返信が遅れても、他の人とやりとりしてても、

少しは余裕を持って見守れるはず。

自分の“好き”がどっちの感情から来てるのか、

ちょっと見つめてみるのもアリだと思う。

執着しないと、むしろうまくいく

皮肉な話だけど、執着を手放すと、

むしろ関係ってうまくいきやすくなる。

相手を無理に追いかけない。

返信が来ることに期待しすぎない。

アプリの通知に振り回されない。

そういうスタンスでいると、心に余裕が生まれる。

で、その余裕ってちゃんと相手にも伝わる。

「この人、自分のペースを大事にしてるな」っていう安心感。

逆に、執着が強いと相手もプレッシャーを感じる。

ちょっと返信遅れただけで責められたり、

早く会いたいって急かされたりしたら、

距離を取りたくなるのが自然な流れ。

だから、執着しないっていうのは、

相手との関係を長く続けるためにも必要なことなんだと思う。

もっと自分を、そしてお相手を大切にしてほしい。

まとめ:執着しない練習=自分の軸を取り戻すこと

マッチングアプリを使ってると、

どうしても“誰かに選ばれる自分”になろうとしてしまう。

それって気づけば、自分の心が相手次第になってる状態。

そこに執着が生まれる。

でも、本当に大事なのは「自分の軸を取り戻すこと」。

・執着に気づく

・手放してみる

・自分の時間を大事にする

この3つを意識するだけで、アプリとの付き合い方がかなり変わる。

誰かにハマりすぎてしんどくなったら、

ちょっと深呼吸して、自分に問いかけてみてほしい。

「いま、自分の心は流れる水のように自由かな?」って。

では素敵なマッチングライフを!じゃあのん👋

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